2010年11月アーカイブ

iPhone用インターフェイス iMTってののテスト。画像貼ったりするのができないのねえ。

あたらしいおうちには、初瀬庵のと同じように、窓の脇の外壁に戸袋があって、がらがらがらっとやる木の雨戸があった。築年数不明だという。たぶん、40年くらいだ。風呂釜はボイラー式っていうのかな。ごっつい装置がついてて、身体洗うスペースがやたら広い。湯船はちっちゃい。

1階の部屋には、2つともに、ガス栓が壁についてて、ナイス。ガスストーブが設置できる。ガスストーブの良いところは、給油しなくていいだけでなく、灯油のタンクが無い分、断然小さくて軽いから、向きを変えたりちょっと動かしたりっていうのがラクにできるところだ。

とりあえず僕の部屋は、1階の6畳になりそう。ピアノと僕のつくえだけが置かれるような感じになりそう。この部屋に限らず、モノがだいぶ少なくなりそうなのは、とにかく押入れが多いから、大概のモノは押入れに入っちゃう。今のおうちは、収納ゼロで、クローゼットすら外付けなんだ。部屋にモノが少ないのは、良さそうだ。

前までは、夏の間は秋の気配をまだかまだかと待ち望んでいて、秋になると、そのきゅっと締まった冷たい空気がやってくるのを喜んだものだった。

去年からそうだけど、ひたすら夏が苦手だった僕が、ちょっと好きになって、夏が終わるのが惜しまれるようになったんだ。今年もそう。今でも、天気が良い朝は、会社行く途中の人気のない海沿いのデッキのベンチで、半裸になって日光を浴びながら朝ごはん食べたりしてね。もうさすがに半裸は寒いから無理になってきたけど。

といっても秋や冬のことがイヤになったんじゃなくて、変わらず好き。夏を好きになったから待ち望む必要がなくなっただけなんだね。

日曜日に、大家さんのとこ行って、おうちの契約をしてきた。大家さんはでっぷりしたおじいさん。足が悪いの。なんだか歴史を感じる人。地元に深く根を張ったようなね。我が道をよくしってて我が道を行ってる人のようだ。奥さんが、かなり、イケてるおばさん。低いがらがら声で、だんなのことを「ダーリン」と呼ぶ。チャキチャキしてるんだけど、お茶のせんせーをしてるとかで、間のとりかた・活かし方をよく心得た気さくさの持ち主だ。すっかり持て成されてしまった。だんなの「細かいことは知らん」というところを当然のように受け持ってるんだ。

僕は彼らのことをよく見た。彼らも、どちらも、よく人を見てる。僕らのこともじっくり見ただろう。家賃は手渡し。そのたびに、ちょっとずつ見てもらおう。

あんなー　きのうはなー　けいやくにいったんよ
つまがなー　てつづきぜんぶやってくれた

ぼくおかねのことぜんぜんわからんから
ぜんぶつまにおねがいしてるんよ
でなーあんしんしてるとなー　つまぼくのカードでいっぱい
おかいものしちゃうんだって　いいよー

でな、ずしからしんじゅくにくまでかいにいったんよ
ぐりーんしゃのってびーるかってたびきぶんだったんよ

でもなー　とちゅうでとまってしゃないがまっくらになったんよー

ぼくくらいのこわくて　にがてで　ちょっとしこでた

でもなんとかしんじゅくついてくまでかってしゃおつーいった

れいこさんのガンダムさわらせてもらったんよ
すごくがんじょうだった

おわり

（妻代筆）